ジギタリス (キツネノテブクロ) は、初夏に1メートル以上にもなる
まっすぐに長く伸ばした茎に、釣り鐘状の花を下向きに咲かせます。
花の内側には斑点があり、赤・紫・ピンク・白など、花色も豊富です。
花名・学名はラテン語の「digitus」から由来しており、指という意味で、
花姿が指袋(指サック)に似ていることから付いたようで、
英名では「フォックスグローブ」別名「キツネノテブクロ」とも呼ばれます。
ジギタリスは下から順に咲き上がっていく「ジギタリス・プルプレア」が代表的で、
多くの園芸品種が出回ります。
日本には明治時代に渡来したとされており、
古くから薬用植物として栽培され、強心剤として使われていました。
また、全草「毒性」を持ち、猛毒で「ジギタリス中毒」とも呼ばれる副作用があるため、
扱い・誤飲などには十分に注意しましょう。
ジギタリス (キツネノテブクロ) の花言葉
【花言葉】熱い思い・隠しきれない恋・誠心誠意・不誠実
ジギタリス (キツネノテブクロ) の別名・和名
フォックスグローブ・狐の手袋(キツネノテブクロ)
ジギタリス (キツネノテブクロ) の誕生花
5月12日
ジギタリス (キツネノテブクロ) の基本情報
学名:Digitalis
植物分類:オオバコ(ゴマノハグサ)科・ジギタリス属
原産地:北アフリカ・ヨーロッパ・アジア
高さ:40~200センチ
開花期:5~7月
花色:赤・紫・ピンク・オレンジ・黄・白など
日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。
鉢土の過湿を嫌うため、乾燥気味に保ちましょう。
咲き終わった花後、葉を残し花穂を短く切ると二番花が咲きます。
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