マトリカリアは、枝分かれした細い茎の先に、
直径1~2センチほどの小さな花をたくさん咲かせますが、
茎が細いゆえに花の重さで垂れさがる姿がとても愛らしい花です。
一重咲きの白い花が基本系で、半八重咲きや八重咲き、ポンポン咲きや、
花色が黄色のものなども出回っています。
花名はラテン語の「Matrix(子宮)」が転じたもので、この花の一種が
婦人病の薬になったこと由来しており、英名の「Feverfew」は解熱作用の意味で、
熱を抑える薬として利用されていたことから由来しています。
ハーブとして人気の「カモミール」によく似ていますが、
カモミールの葉は細かく切れ込むといった違いがあります。
花・葉には香りがあり、花壇では虫除けにも利用されています。
マトリカリアの花言葉
【花言葉】恋路・集う喜び・忍耐・寛容・楽しむ心
マトリカリアの別名・和名
マトリカリヤ・フィーバーフュー・夏白菊(ナツシロギク)
マトリカリアの誕生花
5月27日
マトリカリアの基本情報
学名:Chrysanthemum parthenium
植物分類:キク科・マトリカリア属
原産地:地中海沿岸・西アジア
流通サイズ:30~90センチ
開花期:5~7月
花色:白・黄・緑など
水揚げ:水切り・湯揚げ
花持ちは3~7日程。茎が折れやすく、葉は傷みやすいため扱いには注意しましょう。
余分な葉は整理してしっかり水揚げを行ってから使用しましょう。
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