ケマンソウ (タイツリソウ) は、ハート形の蕾が割れ、下にぶら下がるような形で咲きます。
花形も珍しい可愛い形をしていますが、花の中心の白い部分に昆虫が触れると両方に開き、
中からおしべとめしべが現れる珍しい性質も持っています。
ケマンソウの別名は「タイツリソウ」と呼ばれ、釣り竿のような細長い茎に
たくさんの魚がぶら下がっているように見えることから付きました。
英名では「ブリーディングハート」と呼ばれ、
ハートから血が流れているように見えることから付けられたようです。
日本には室町時代に中国から渡来した春の花で、
和・洋のどちらのアレンジにも違和感なく使用できます。
ケマンソウ (タイツリソウ) の花言葉
【花言葉】恋心・失恋・従順・あなたについて行きます
花言葉も、そのハートが割れたような花形から連想され付いたようです。
ケマンソウ (タイツリソウ) の別名・和名
ブリーディングハート・鯛釣草(タイツリソウ)
華鬘牡丹(ケマンボタン)・藤牡丹(フジボタン)・瓔珞牡丹(ヨウラクボタン)
ケマンソウ (タイツリソウ) の誕生花
5月20日
ケマンソウ (タイツリソウ) の基本情報
学名:Lamprocapnos spectabilis
植物分類:ケシ科・ケマンソウ属
原産地:東アジア・北アメリカ
流通サイズ:30~80センチ
開花期:4~5月
花色:ピンク・白
水揚げ:水切り・燃焼
日持ちは5~7日程。茎や葉がみずみずしい物を選びましょう。
葉や茎の切り口から白い汁が出るため、扱いには注意しましょう。
有毒成分を含むため、乳幼児の誤飲などにも注意しましょう。
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